知らなきゃヤバイ?現役NBAスター選手5選!

選手紹介

本日は現役NBAプレイヤーからスター選手を5人ピックアップして簡単に紹介していきます!
【2024年11月現在】


ルカ・ドンチッチ

出身国:スロベニア
身長:201cm、体重:104kg
ポジション:ポイントガード

1人目はダラス・マーベリックスで活躍中のルカ・ドンチッチ選手。
全世界バスケ人口約4.5億人、その中でもトップオブトップのプレイヤーが集うNBA。
そんな猛者の中でも「神童」と称される彼は、NBAの中でも特別な存在感を放っています。

ドンチッチは幼少期からバスケットボールを始め、周りの大人から見ても特別な才能があることを感じさせるプレイをしており、若干16歳でプロデビューを果たしているから驚きです。

ユーロリーグでも突出した才能を魅せたドンチッチは、数々の個人賞を獲得し最年少MVPに輝きました。ヨーロッパで輝かしい実績を残したドンチッチは2018年NBAドラフトにエントリーし、全体3位でアトランタ・ホークスに指名されました。しかし、どうしてもドンチッチが欲しかったダラス・マーベリックスは、アトランタ・ホークスへ同巡5位で指名したトレイ・ヤングと対価をセットにトレードを交渉・実現されました。どれだけドンチッチが期待された選手かわかりますね(笑)

ドンチッチは3P・ミドルシュートを高確率で沈めるシュート力や、恵まれた体格を使用しペイント内で得点できるスキルを身に着けており、また驚異的な空間把握能力、視野の広さから繰り出されるアシスト能力を持っています。特にパス能力がずば抜けており、実況や解説が思いもしないパスを繰り出すことから、「ルカマジック」と呼ばれております。
私も試合を見ていて、どこにパスをだしたか理解が追い付かない場面があります(笑)

NBAでも「新人王」や「得点王」、NBAオールスターやオールNBAファーストチームにも複数回選出されており、2023-2024シーズンではNBAファイナルにまで勝ち上がっております。
残念ながらボストン・セルティックスに阻まれ、優勝リングを手にすることはできませんでしたが、25歳でチームを決勝まで導いた神童にファンは期待を膨らませました。
今後優勝し、リングを手にする瞬間を見てみたい選手ですね!



ケビン・デュラント



出身国:USA
身長:211cm、体重:109kg
ポジション:スモールフォワード/パワーフォワード

2人目は現在フェニックス・サンズに所属しているケビン・デュラント選手。(愛称:KD)
史上最高のスコアラーとも呼ばれるKDの特徴は、211cmの長身に225cmのウイングスパンという恵まれた体格から高確率で沈めてくるミッドレンジです。
ブロックの届かない高い打点から高確率で沈めてくるシュートは、ディフェンダーの心を折ってしまいそうになります。

KDの生い立ちは決して恵まれたものではありませんでした。父はKDが生まれてすぐ去ってしまい、兄とKDを母と祖母が育てていきましたが、経済状況は厳しく、母が食べ物を我慢し子供達に食べさせているような状態でした。後にNBAでMVPを獲得したKDのスピーチは、母への愛が語られており涙なしでは見れません。
見ていない方は是非検索して見てみてください!


KDは高校生のころから身長が200cmに達しており、優れたハンドリングスキルやシュート力を止めれる選手はいませんでした。高校時代に優秀な成績を収めたKDには複数の強豪大学からオファーが届きましたが、強豪ではない大学で自分の実力を試したいとテキサス大学へ進学しました。当時テキサス大学強豪ではありませんでしたが、KDはそこでありとあらゆる個人賞を総なめにしたのです。その後2007年のNBAドラフトにエントリーしていきます。

ドラフトでは全体2位指名でシアトル・スーパーソニックス(現:オクラホマシティ・サンダー)に指名されました。なぜ大学で輝かしい功績を残したKDが1位指名ではなかったのでしょうか?
そこには身体能力と体格の問題がありました。

KDはドラフト前に行われるキャンプでは、唯一84kgのベンチプレスを1回も持ち上げられず、他項目でも目立った結果を残せていませんでした。当時は線も細く怪我の懸念もあり、ドラフト1位指名されなかったといわれております。しかし彼はその後のキャリアで、それが間違いだったといわせる活躍をしてくのでした。


シアトル・スーパーソニックスでデビューを果たしたKDはチームの成績は振るわなかったものの、シーズンで平均20.3得点、4.4リバウンド、2.4アシストを記録し、新人王を受賞しました。
その後本拠地をオクラホマシティへ移転したサンダー(チーム名も変更)は、2008年にラッセル・ウェストブルック、2009年にジェームズ・ハーデンを加え、若返ったチームは快進撃を始めます。

デビュー当時から得点能力を大きく向上させたKDは、チームの中心となりチームの勝率を伸ばし、あの大スターであるレブロン・ジェームズと得点王争った結果、見事史上最年少となる得点王に輝きました。その年のプレイオフではロサンゼルス・レイカーズに敗北してしまいますが、その後3年連続で得点王となったKDは、その勢いのままNBAファイナルまで勝ち上がりました。ファイナルではマイアミ・ヒートに敗れましたが、KDはNBAのスターとして全米に名を轟かせました。
数年後にはライバル球団でもあるゴールデンステート・ウォリアーズに移籍し、大きな非難を受けましたが、2016-2017,2017-2018と2年連続NBA制覇及びファイナルMVPも獲得。悲願の優勝を成し遂げました。


現在はケビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールとともにBIG3を結成し3回目のNBA制覇を目指しております。
NBAでも「得点王」や「MVP」等書ききれないほどの個人賞を獲得しているKDは3回目の優勝を達成することはできるのでしょうか?
注目していきたいですね!

二コラ・ヨキッチ




出身国:セルビア
身長:211cm、体重:129kg
ポジション:センター

現役最強とも称される男、二コラ・ヨキッチ選手(愛称:ジョーカー)
様々な意見があると思いますが、個人的には最も支配力がある選手だと思っています。

二コラ・ヨキッチも幼少期からバスケットをしていたとありますが、上記2人と比べると個人賞など成果を上げているわけでもありませんでした。そのため2014年NBAドラフトにエントリーしても全体41位と低め…(NBA入りすること自体すごいことなんですが!)
本人は指名されたとき寝ていたそうです(笑)
こういった強メンタルがNBAで成功する秘訣なのかもしれませんね!

しかし順位とは裏腹にデビュー後は、ダブルダブル・トリプルダブルを量産するなど中心選手として定着し、オールルーキーファーストチームにも選出されました。
高いバスケIQに加え、驚異的なコートビジョンを持ちヨキッチは、全てのスタッツにおいて秀でた実力を見せつけ2020-2021、2021-2022、2023-2024シーズンでMVPを受賞しており、2022-2023にはNBAファイナルでマイアミ・ヒートを破り優勝を成し遂げファイナルMVPも受賞しております。

NBAプレイヤーの憧れを全て手に入れたヨキッチでしたが、彼自身あまりトロフィーや個人賞に興味がないのか矢面に立つのを嫌い、優勝しファイナルMVPを受賞した時のスピーチも終わった瞬間にチームメイトの陰に隠れるように姿を隠していました(笑)
しかも信じられないことにファイナルMVP賞のトロフィーをなくしてしまったとかなんとか…
優勝パレードも出たくないとコメントしていたそうですが、終わった後に「あんなこと言ったけど、優勝パレード最高だね。本当に楽しかったよ」と発言していたそうです。楽しくないなんて言われるとそろそろファンは泣きそうですね(笑)

他にもコーラが大好きだったり、ルカ・ドンチッチにインタビュー中イタズラしたりとかわいらしい一面を持つヨキッチですが、20代のうちにこれだけの実績を成し遂げた彼は今後どういったものを我々に見せてくれるんでしょうね。

ステフィン・カリー



出身国:USA
身長:188cm、体重:84kg
ポジション:ポイントガード

4人目はゴールデンステート・ウォリアーズに所属しているステフィン・カリー選手。
史上最高のスコアラーやディフェンダーなど様々議論があるかと思いますが、史上最高のシューターはカリーで間違いないでしょう。
通算3P成功数は約3700本と歴代1位。歴代2位に約1000本もの差をつけ圧倒しているのです。
他にも3Pに関する記録をいくつも持つカリーですが、その人生は順風満帆のものではありませんでした。

カリーは1988年3月14日にオハイオ州アクロンで誕生しました。カリーの生まれた病院がレブロン・ジェームズと同じだった話は有名ですよね。
NBA選手の子供として生まれたカリーは自然とバスケをプレイするようになっていきました。
しかし高校生の時は身長が伸び悩んだり、シュートフォームの改善を強いられたりと、後にその時代を振り返ったカリーはとてもつらい時期だったと発言していました。
大学では身長も188cmまで成長し、NCAAトーナメントでも活躍したカリーはNBA界でも注目を浴び始め、2009年NBAドラフトにエントリーしていきました。

当初カリーは8位指名を持っていたニューヨーク・ニックスと相思相愛であると噂されていましたが、直前の全体7位でゴールデンステート・ウォリアーズに指名されました。
ほとんどニックスに内定しかけていたカリーを盗む形での指名でしたが、この指名は後に王朝を築く始まりだったのです。

キャリア初期のカリーは足首の怪我に悩まされる時期でした。手術とリハビリを繰り返しチーム全体に暗雲が立ち込めていましたが、カリーは実力で払拭することになります。
2012-2013シーズンでスタッツを大きく伸ばしたカリーはNBA界にその名を轟かせていきました。
その後の2014-2015シーズンはシーズンMVPを受賞し、NBAファイナルでクリーブランド・キャバリアーズを破り、見事優勝を成し遂げました。
当時NBAでは3P主体のチームでは勝てないと言われていましたが、実力でジンクスを覆したカリーは本当にかっこいいですね!
翌年は優勝こそなしえなかったものの、チームはシーズン成績73勝9敗を達成し、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズが持っていた72勝10敗の超える快挙を果たし、史上初の満票一致でのMVPを獲得。マイケル・ジョーダンをでも叶わなかった偉業を達成します。
その後ウォリアーズは2017,2018とNBA連覇を成し遂げ王朝を築いていきました。

カリーは家族を第一に考えており、チームを大切にする心はウォリアーズに深く反映されています。
試合を見ているととても仲が良く、のびのびとプレイする選手が多く感じますね。
私はカリーがきっかけでNBAにハマったのでいつかサンフランシスコに応援しに行きたいです(笑)

レブロン・ジェームズ



出身国:USA
身長:206cm、体重:113kg
ポジション:スモールフォワード

ラストはこの御仁、レブロン・ジェームズ選手(愛称:キング)
あのマイケル・ジョーダンと「GOAT(史上最高の選手)はどちらか!?」と日々論争が繰り広げられております。
レブロンは通算得点は40000点を超えており、NBA歴代1位。またアシスト数も歴代4位を記録しており、ずば抜けた得点能力を見せつけています。とんでもない偉業です(笑)
また個人的には2015-2016のNBAファイナルは伝説です(笑)
まだ何も知らない人は是非、ドキュメンタリーを見てほしいですね!

レブロンは学生のころから注目を集め、高校生の試合で観客が満員になるほどであり、全米中継されるなど学生とは思えないエピソードをいくつも残しています。
レブロンは高校を卒業すると同時に、2003年のNBAドラフトにエントリーしていきます。

既にカリスマ性を発揮していたレブロンは、当たり年といわれる2003年のドラフトでクリーブランド・キャバリアーズに1位指名されることになります。クリーブランドはレブロンの生まれ故郷であり、約50年間もの間、各スポーツで優勝トロフィーを勝ち取れておらず、呪われた地とも揶揄されることがありました。
レブロンは加入時に、故郷に優勝をトロフィーを持ってくると約束し、NBAデビューを果たしました。

レブロンはデビュー後すぐにキャブスのエースとしてチームを牽引しました。
個人としての活躍はめざましく、「新人王」「オールNBAファーストチーム」など受賞しましたが、チームとしてはあと一歩で優勝!という現状が長く続きました。
チームの運営がうまくいかないことに嫌気がさしたのか、2010年のオフシーズンにマイアミ・ヒートへ移籍してしまうのです。

この移籍は多くのファンから反感を買い、裏切り行為として批判されました。
しかしレブロンはヒートで初のNBA制覇を成し遂げることになります。
ヒートとの契約終了後、キャブスへの帰還を発表。
「今度こそ必ず!」といった熱い気持ちを胸に故郷へ帰還したレブロンは、NBAファイナルまでチームを牽引しましたが、GSW(ゴールデンステート・ウォリアーズ)に優勝を阻まれてしまいます。
翌年の2015-2016シーズンでもNBAファイナルまで駒を進めたキャブスの前に、GSWが立ちふさがるのでした。
歴代最強チームとも呼ばれたGSWは全盛期のカリーを中心に3Pを主体とした驚異的なオフェンス力を誇っており、下馬評はGSWが圧倒的に有利でした。
しかしレブロンはGSWが勝ち上がってきたとき、このチームと試合したかったと笑ったのです。

下馬評通り、試合はGSWが優位に進め1勝3敗とレブロンは追い詰められます。
しかもNBAファイナルにて、歴史上1勝3敗から逆転した例はなく、世間やメディアは「キャブスの負けだ」「GSWの2連覇だ」「レブロンは優勝できない」といった報道がされたのです。
ファンも絶望する中、レブロンはチームメイトにメールを入れました。
「俺やチームメイト、仲間以外の言葉に耳を傾けるな。」
「歴史を作るぞ。」
そこからのレブロンは第5戦から驚異的なパフォーマンスを魅せ、NBA史上初となる1勝3敗からの逆転優勝を成し遂げました!!
ドラマのような逆転劇にクリーブランド中のファンが感動する中、一番涙を流したのはレブロン・ジェームズでしょう。彼は優勝した瞬間にコートに泣き崩れ、優勝を嚙み締めていました。それはマイアミ・ヒートで優勝した表情とは違うものでした。きっとレブロンの中でも特別な優勝だったに違いありません。
「cleveland this is for you!」

39歳となった今でも第一線で活躍を続けるレブロン・ジェームズですが、引退の時もそう遠くはないかもしれません。
是非伝説の男を生で見たいものですね。

今回は私的NBAスター選手を5人紹介しました!
正直彼らの活躍を全てまとめ上げるのは難しいですね(笑)
書き足りないことでいっぱいです。
どこかタイミングがあれば深堀していきたいですね!
ここまでお付き合いいただきありがとうございました!!


コメント

タイトルとURLをコピーしました