ゴールデン・ステイト・ウォリアーズがアンドレ・イグダーラ背番号である9番を永久欠番にすると発表がありました!
日本時間2月24日のダラス・マーベリックス戦でセレモニーを実施するそうです!
イグダーラはGSWの王朝時代に在籍し4度の優勝に貢献しており、2014-15シーズンの優勝時はファイナルMVPにも選ばれております。
こういっては何ですが、イグダーラは主にシックスマンの役割を担っておりロールプレイヤーに数えられる選手でした。GSWの王朝時もカリー、ドレイモンド、トンプソンの3人はBIG3と称されていましたが、イグダーラはそこに数えられることはありませんでした。
それでは何故イグダーラはファイナルMVPを受賞し、永久欠番になることができたのでしょうか?
2014-15のNBAファイナル
決勝カードはレブロン率いるキャバリアーズ対カリー率いるGSW
キャバリアーズが2勝1敗とリードして迎えた第4戦に、いつもはシックスマンであるイグダーラがスターターを務めました。
スティーブ・カーHCの思惑としては、レブロンを止める役割を期待した采配だったのでしょうが、これが見事に的中。イグダーラはレブロンのオフェンスをシャットアウトし、キャバリアーズに流れを渡しませんでした。またオフェンスでもシリーズ平均16.3得点5.8リバウンド4.0アシストと縁の下の力持ちを発揮し、チームを優勝に導きました。
カリーも平均26得点5.2リバウンド6.3アシストとチームを牽引する活躍を見せていましたが、数字には表れないイグダーラのディフェンス力やハッスル力が評価されたのでしょう。イグダーラがスターターとなって3連勝というところも大きかったのかもしれません。
もちろんカリーがファイナルMVPでないことに驚く声もあったそうですが…
2021-22シーズンでは年齢による衰えもあったのか出場時間は少なくなりましたが、ベンチからチームメイトに声をかけたり、アンドリュー・ウィギンズに直接指示を出している姿が見られました。
2023年10月20日に引退を表明しましたが、今後は指導者としての姿を見ることができるかもしれませんね。
GSWの永久欠番はイグダーラで7人目となります。
今後カリー、ドレイモンド、トンプソンの3人が永久欠番になることは間違いないでしょう。
王朝を築いた4人の背番号が並ぶ姿を思い浮かべると嬉しいような、少し寂しいような…
引退を望むわけではありませんが、現役を続けている3人の永久欠番発表が待ち遠しいですね!
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