今回はバスケットが題材となっている映画で、私が特におすすめする作品を2つご紹介します!
※ネタバレを含みますのでご注意を!
COACH CARTER(コーチ・カーター)
1作品目は「コーチ・カーター」です。
こちらの作品は実話をもとに作成されております。
バージニア州リッチモンドにあるリッチモンド高校が舞台となっており、当時のリッチモンドは治安が悪く、リッチモンド高校には落ちこぼれ生徒が集まっていました。
この高校のバスケットボール部はいい成績を残せておらず、高校のOBであるケン・カーターがコーチとして赴任してくるところから物語は始まります。
カーターは体育館でバスケ部員と会うと1枚の契約書を渡します。
①学校の成績を2.3以上とること
②授業はすべて出席し、最前列で受けること
内容はバスケからとは関係のないものであり、生徒たちは困惑しました。
カーターはバスケ以上に人として重要なものを少年たちに教えに来ていたのです。
反発しながらもカーターの教え通り練習をし、試合で結果を残せるようになった生徒たちは自然とカーターに信頼を寄せていきます。
地域の大会で優勝まで成し遂げたリッチモンド高校に地域の人たちは大きな期待を寄せていました。
しかし同時期に生徒たちが契約書通り授業を受けておらず、成績を落としている現状を知ったカーターは激怒し、体育館を封鎖した後、図書館で勉強を始めさせます。
この行動に生徒の反発や、高校や地域の人たちの非難を集めました。
しかしカーターは若者が犯罪に手を染め、命を落とす者もいる現状を打破するため、生徒たちに大学へ進学してほしいという気持ちから世論に反発しました。
結果的に世論に負けたカーターは体育館の開放及び辞任を余儀なくされました。
カーターは身辺整理のため体育館で、生徒たちが机を並べて勉強する姿がありました。
自分の気持ちが通じた瞬間、カーターは生徒たちにありがとうと告げ、辞任を撤回しました。
成績を上げ、見事契約基準を満たした生徒たちはバスケで快進撃を起こすのです…
最大の恐怖は無力と知ることではない
最大の恐怖は自分の計り知れない力だ
恐ろしいのは自分の闇ではなく光
自分の力を隠し、周囲の者たちを不安にさせないよう縮こまっていては世界を照らすことはできない
小さな子供らと同じように輝こう
すべての人の内に光がある
自分自身を輝かせれば、まわりの者たちも自然と輝きはじめる
恐怖から解き放たれさえすれば、まわりの者達も解き放つことになる
反抗的な生徒とカーターが心を一つにするシーンは本当に感動的で自分も涙を流しました。
日本では考えられない環境で育つ少年たちに、最初は感情移入するのが難しかったですが、気づいたときはカーターのほうが年が近くなっており、先生目線で見てしまいました(笑)
是非見てほしい作品です!
17again(セブンティーン・アゲイン)
2作目は「17again」です!
主人公のマイク・オドネルは冴えない会社員の中年男性です。10代の時、最大のチャンスを不意にした後悔を抱えたまま30代後半に入り、家族間でもうまくいっておらず、妻とは離婚の話も上がっておりました。
マイクの後悔とは?
マイクは高校時代、バスケ部のエースとして名を馳せておりました。
大学のスカウトも見に来る大事な試合を控えており、緊張するマイク。この試合で結果を出せば、奨学金で大学に行けるチャンスでした。
試合前に当時彼女が応援に駆けつけておりましたが、試合開始直前に子供ができたと打ち明けられます。
子供を養うためには高校卒業後すぐに就職してお金を稼ぐ必要がありましたが、それは同時に大学をあきらめなければなりませんでした。
マイクは考えた結果、試合を投げ出し彼女と子供を育てる選択をします。
とても感動的な選択にも思えましたが、現実はそう甘くありませんでした。
就職したマイクは仕事でうまくいかず、妻と子供とも良好な関係を築けておりませんでした。
そんな中、夜間に車を運転していたマイクは橋から飛び降りそうな老人を見つけ、助けに入ろうとしましたが巻き込まれる形で川に落ちてしまいます。
何とか岸に上がったマイクは家に帰ってシャワーを浴びているとき体の異変に気付きます。
なんと17歳のときの姿に若返っていたのです。
自分の人生を取り戻すために神様が魔法をかけてくれたんだ!と信じたマイクは親友のネッドの協力のもと、自分の母校に編入することにします。
母校には自分の子供も在学しており、子供たちの悩みを解決したり、再びバスケ部でエースとして牽引するなど以前の栄光を取り戻すように奮起していったマイク。
以前のように大学からのスカウトなど話が届く中、マイクが選択する未来とは…
全体的にコメディチックになっており、テンポよく楽しむことができます。
個人的にはギャグキャラのネッドが大好きです(笑)
タイムスリップではなく主人公だけが若返るため、親子では築けなかった子供たちとの関係が友人として築かれていくのは見ていてとても面白かったですね。
是非見てほしい作品です!
今回はバスケが題材となった映画を紹介させていただきました。
バスケ好きならハマりやすい作品だと思うので是非見てみてください!
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